家族の練習問題 3〜木陰の物語〜
“父よ母よ”
2006年の第1巻、2008年の第2巻に次ぐ「家族の練習問題」シリーズ第3弾。
公立児童相談機関で25年間、
家族を対象にしたカウンセラーとして活動した著者・団士郎が“父よ母よ”というテーマで、16編の物語をつづります。
親になることで引き受けなければならないこと。
子どもが自立するということの意味。
知っているようで知らない親の歴史。
刻々と変化する家族のカタチ。
「家族」の在り方に正解はないけれど、豊かな「家族の物語」を紡ぐことはできる。
読んだみなさんの中に、小さくても残るものがある作品です。